一和一会 - 過去ログ

坂田和保(Kazuyasu Sakata)の個人ブログ(過去ログ)です。

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国家の品格

本屋に行くとベストセラーの棚に積まれているこの本。読むきっかけは、この本の「はじめに」を立ち読みしたことでした。

本書の構成は以下のとおり。

第1章 近代的合理精神の限界
第2章 「論理」だけでは世界が破綻する
第3章 自由、平等、民主主義を疑う
第4章 「情緒」と「形」の国、日本
第5章 「武士道精神」の復活を
第6章 なぜ「情緒と形」が大事なのか
第7章 国家の品格

特に〜第3章 自由、平等、民主主義を疑う〜と〜第6章 なぜ「情緒と形」が大事なのか〜については、もっとも刺激を受け、また共感できるところでもありました。

この本を読み終えての印象は、主に2つで、「武士道」と「美」というキーワードです。

「美」という言葉にはとても納得感がありました。まず美食家の方々。「この人すごいな」と思う人たちは大抵美食家だと思いませんか?毎日おいしいものを食べてるかどうかは別に、おいしいものを知っている人が多い。もちろん他にも見渡せば、美しい土地に時期やら瞬間も合わせて語れる人が多い。
確かに「美」という感性が人間を豊かにするのだろうと実感もあります。

そして著者:藤原さんが言うところの、「家族」・「郷土」・「祖国」。この3つの「美」を経験できた人たちが、より強い愛国心(パトリオット)が芽生えるのではないでしょうか。

つい先日(2006/5/15)の『たけしのTVタックル』で、ビートたけしがこんな風に発言しています。

「若い人に期待して、日の丸つけてイイネって応援してるのかなと思ったら、実はそれは違って、つるんで応援するのが好きなだけであって、愛国心とはつながっていない。日の丸をつけてるからって愛国心じゃない」

ここに「(具体的に)何を愛するのか、国?国旗?国家?」といったジレンマがあると思うのです。その解が、実はここにあるのではないでしょうか。

さて「武士道」ですが、実は本書を読み終えた数日後に、大学院にいる知り合いから、こう言われました。

「新しく来た留学生のバイブルがBUSHIDOだそうだ」

焦りました。なにせ自分自身読んでなかったのですから。おかげさまで本を発注するというアクションを引き出してくれました。到着は数週間後の模様。

国家の品格
国家の品格
藤原 正彦
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