一和一会 - 過去ログ

坂田和保(Kazuyasu Sakata)の個人ブログ(過去ログ)です。

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クラッシュ

劇場で見逃したので、DVDで観賞です。

人種差別って何なのか?いや、そもそも差別って何なのでしょう。なんともやるせない気持ちが残る描写でした。

それでもこの映画は、もっと根元にある「生きる」ということを丁寧に扱っていると思います。差別が“衝突”しているのではなく、生きていることが“衝突”しているということでしょうか。

人が生きるという愛でたさが、国や社会といった枠で引き裂かれている。それだけでなく、肌の色だけで識別をしてしまうという現実。アラブ人にとって、テロリストと同一視されるのはたまったものではない。それ以上にペルシア人が同一視されるのはこれまた不条理だ。

人がぶつかり合わないから、車がぶつかり合う。人は衝突を求めているのか。なんとなく共感してしまうところはある。
世間という世界が希薄となった今、やはり衝突は過去に比べはるかに大きい。一つの衝突で怪我では済まされない事件が多発しているのも、関係がないとは思えない。

心のゆとりをもてば、衝突はしないかもしれない。しかしながら、自衛をしないことで自分の命が消え行く危険をどう捉えればいいのか。かといって、ツンケンと武器を構えている人生が人を豊かにするとは思いたくない。
この時に中庸という言葉が救いでもあり、逃げ道になっている気がする。

思い感じるところが多い作品でありながら、美しい映画。

クラッシュ
クラッシュ

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